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2018年01月25日

浮世絵に描かれた掛川②―東海道五十三次 掛川秋葉山遠望

東海道五十三次「掛川秋葉山遠望」 歌川廣重が描いた有名な浮世絵の1枚、東海道五十三次「掛川秋葉山遠望」(保永堂版)。掛川の宿外れの土橋を渡る供を連れた僧と、老夫婦の旅人が描かれています。

 田植えの農夫と薄着の子ども、糸が切れて飛んで行く凧と、画面をはみ出して天高く揚がる凧が描かれているのは、初夏の風景でしょうか?橋の手前に立つ2基の常夜灯が、秋葉山の入口を示しています。

掛川遥斎所 ・・・となると、背景に描かれているのが、きっと秋葉山のはず。しかし、私が訪れた「掛川遥斎所」からは秋葉神社は見えませんでした。

 当時の庶民の厚い信仰を集めていた秋葉山は、神社であり寺院でもある神仏混淆の施設。歌川廣重は寛政9年(1797)生、安政5年(1858)没。廣重が描いた信仰の山に、私たちは登っているのです。




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