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2017年06月18日

「発酵の町」水窪PR 高校生企画、初の体験ツアー

タカキビなどのこうじを使い甘酒を造る参加者ら 発酵と雑穀をテーマに浜松市天竜区水窪町のまちおこしを目指す藤枝北高校食品サイエンス部が企画する宿泊体験ツアーが17日、同町で初めて開かれた。生徒が試作を重ねたレシピを基に、参加者が水窪在来の雑穀を使って甘酒やみそ造りを体験した。生徒は商品化にもつなげたいと意気込んでいる。

 「発酵の町プロジェクト」と銘打つ取り組み。顧問の西尾真一さん(50)が大学時代に水窪を研究対象にしたのが縁で同部は2年前、水窪町の河川敷で採取した天然こうじ菌を培養。藤枝市の蔵元が酒を仕込み、昨年に商品化した。ツアーは新たな商品開発に加え、水窪に観光客を呼び込む土台づくりにと、同区観光協会水窪支部の協力で実施した。

 1泊2日の日程で県内外の11人が参加。雑穀料理店「つぶ食いしもと」を会場に、生徒が発酵の基になるこうじの役割を寸劇で紹介した。参加者は大豆をつぶして麦こうじと塩を加えたみそ造りを体験。栄養価が高いタカキビのこうじと米こうじを飲みやすい割合で配合し、蒸したもち米や水と混ぜた甘酒も仕込んだ。

 浜松市の知人と東京から参加した自営業丸田直美さん(43)は「こうじ自体に触れる機会は少なく、都市部の人も興味を持つのでは。出来上がりも楽しみ」と満足げだった。部長の3年堤坂侑奈さん(17)は「ブームもあるので雑穀は発酵食品を通じて幅広い世代に水窪の良さを知ってもらいたい」と話した。(「中日新聞」より)


 自然に恵まれた山間地には、山間地ならではの豊かな食材があります。そのことに気づいた都市部の人は、きっと水窪へと足を運ぶようになるでしょう。



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