雨上がりの富幕山歩き⑪―アケボノソウとオトギリソウ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2024年09月26日 04:17

 「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる」は、NHKの大河ドラマ『光る君へ』にも登場した清少納言が書いた『枕草子』の書き出し。ここで書かれている「あけぼの」とは「曙=夜明け」の意味。そして、アケボノソウ(曙草)の「アケボノ」も、花冠に見られる斑点を夜明け(曙)の星空に見立てて付けられた名前。実に日本的な優美な名前ですね。

 オトギリソウを漢字で書くと「弟切草」。恐ろしい名前の由来は、やはり平安時代に遡り、鷹匠の兄が、秘薬の秘密を漏らしたとして弟を斬った時に飛び散った血が、葉の縁にある黒点だと言うこと。

 信じるか信じないかは、各自の判断。あなたは信じますか?信じませんか?私は・・・

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