朝露光る青谷を歩く⑪―コウヤボウキとベニバナボロギク
さて、そろそろ「秋の菊花展」も終わりに近づきましたが、まだまだ咲いているコウヤボウキ。そろそろ花は終わり、冠毛になっているだろうと思ったのですが、花弁は捻じれ、まだまだ「花」。背は高くはありませんが、コウヤボウキは「草」ではなくて「木」なのです。
ベニバナボロギクは、黄色い花のノボロギクに似ていますが、花の色はちょっと濃い目の紅色。「青谷」の地名には相応しくないアフリカ原産の外来種。日本で最初に見つかったのは、戦後の昭和25年(1950)。私が生まれた前の年。私より1年先輩ということになりますが、ベニバナボロギクは1年艘ですから、高齢者ではありませんけどね。
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