中山道・木曽福島宿を歩く㉒―漆喰の袖うだつ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2022年10月05日 04:55

 木曽福島の「上の段」には、江戸時代、明治時代の宿場町を彷彿させる町並みが残されています。屋根などは昔のものとは違うようですが、白い漆喰壁は印象的。

 さらに、火災の延焼避けに造られた袖壁、袖うだつも、今や往時を感じさせる装飾として、「上の段」の歴史的な雰囲気を醸し出しています。

 私がこれまでに歩いた中山道の木曽路は、妻籠、馬籠、奈良井など。島崎藤村は『夜明け前』の書き出しで「木曽路はすべて山の中である」としましたが、これは、宿場と宿場の間のこと。

 ・・・とは言え、山間の宿場町には、東海道の宿場町とは違う独特な雰囲気が感じられます。

 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く①―木曽川と崖家造り
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く②―行人橋
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く③―行人橋歩道橋と足湯
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く④―大手橋
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑤―福島関所跡
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑥―廣重の浮世絵とデザインマンホール
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑦―旧新居町との交流
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑧―木曽五木
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑨―檜皮葺きと杮(こけら)葺き
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑩―歌碑と石垣
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑪―マツムシソウとゲンノショウコ
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑫―ナンバンハコベとシデシャジン
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑬―ヤクシソウとクサノオウ
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑭―城山水力発電所
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑮―木曽義仲の墓
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑯―「木曽踊発祥之地」の碑と山頭火の句碑
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑰―白とピンクのマルバハギと紅葉
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑱―旧帝室林野局木曽支局庁舎
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑲―「権現水」と「水場」
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑳―上の段
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉑―「まつり会館」
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉓―なまこ壁の路地
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉔―鍵の手
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉕―井戸と「木曽福島町」の消火栓
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉖―丸型郵便ポスト
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉗―「木曽福島」駅
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉘―木曽御嶽山は見えず
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉙―フシグロセンノウとツリフネソウ
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉙―新居関所に植えられた木曽ヒノキ

 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる⑩―黒漆喰の袖壁
 【関連記事】長浜・敦賀を訪ねる③―卯建・袖壁・虫籠窓・塗篭造り・出桁・掛子塗り
 【関連記事】「小江戸」川越をブラリ⑤―「掛子塗り」の扉と袖壁

 【関連記事】木曽路・奈良井宿を歩く⑫―出梁造りと袖うだつ

関連記事