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2023年02月13日

引佐町渋川から県境を越えて⑧―直笛山宝蔵寺

観音堂に掲げられた「山笛直」の額 「寺野ひよんどり」が催される観音堂があるのは直笛山(ちょくてきざん)宝蔵寺。宝蔵寺の山号は「直笛山」。一体、どんな意味があるのでしょう?

 「直笛山宝蔵寺」の解説看板によれば・・・

「直笛山宝蔵寺」の解説看板 弘治元年(1555)、信州松源寺に逃れていた亀之丞(後の井伊直親)が、井伊谷に帰還する道筋で寺野に逗留し「青葉の笛」を寄進したと伝わります。山号の直笛山とは、直親公の「直」と笛にちなんでいると言われます。

 ・・・とのこと。

 そもそも、寺野の地を開拓したのは伊藤刑部祐雄。伊藤刑部祐雄は岡崎の役人だったのですが、戦乱を避け、5人の息子を連れて寺野に入植したのが寺野の始まりとのこと。そして、五穀豊穣と子孫繁栄、無病息災を願って始められたのが「寺野ひよんどり」。寺野の起源からも、三河との間の深いつながりを感じさせられました。

 そして、気になるのは「寺野」の地名。ここ宝蔵寺に由来するものか?あるいは、南面に位置していますので、日当たりの良さから「照野⇒寺野」となったのか・・・?



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