自然と歴史の中を歩く！

　秋葉山表参道を歩いて登る時、山頂が近づいたことを知るための目安となる地点は、通称「三尺坊」とも呼ばれている秋葉寺（しゅうようじ）。入口に建てられた仁王門をくぐるまでには、少し長くてほぼ直登になる土佐坂を登ります。

　土佐坂は傾斜もやや急ですので、見上げても仁王門は見えません。歩いて歩いて、登って登って、仁王門の前に辿り着いた頃には、体力差により再び列が長く伸びてしまいましたので、「ちょっと待ってください！」。

　境内に足を踏み入れ、本堂に近づくと、地元の人たちが数人で「火まつり」の準備をしていました。天気さえ好ければ、この記事がアップされる日には、すでに「火まつり」は終わっているはず。今年（2022）も「火まつり」は12月16日の夜だけ。

　表参道の補修が急がれているのも、「火まつり」を見るために歩いて登る参拝客の安全を考えてのこと。無事に終了できることを願っています。