自然と歴史の中を歩く！

　「この赤いツタは何？」「ツタには常緑のキヅタもありますが、いわゆるツタは秋に紅葉するんです。これを蔦紅葉（つたもみじ）って呼ぶんですよ」。「『秋葉』の名の由来とされる秋葉山山頂にある秋葉神社上社境内の紅葉は、もうピークを終えているはずですが、麓ではまだ紅葉、黄葉が残っているんですね」。

　「この花は、椿ですか？サザンカですか？」「これは、サザンカ。サザンカは花弁がバラバラに落ちますが、椿はポトッと花が落ちます」。もちろん、花の大きさや葉に鋸歯があるかどうかなどでも見分けはできますが、今の時季なら花の散り方で判断するのが簡単な方法です。

　そして、秋葉寺（しゅうようじ）境内に落ちていたのが椿です。分かりやすい説明でしょう？