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2021年02月28日

季節外れの暖かさの秋葉山⑥―テンリュウカナワラビ

テンリュウカナワラビ さて、ここから数回はシダ植物の紹介。きれいな花が咲くわけでもなく、ちょっと見た目で区別をつけることも難しい植物ですから、AKG(秋葉観光ガイド)として秋葉山を案内する時にも、「これって何?」「シダですね」で済ませてしまうことがほとんどです。

テンリュウカナワラビ 最初に紹介するのは、「天竜」の名を冠されたオシダ科カナワラビ属の天竜鉄蕨(テンリュウカナワラビ)。葉が厚く光沢があり、硬いことが鉄蕨(カナワラビ)の名前の由来。その通り、葉は艶々に光っています。裏返すと丸い胞子嚢(ソーラス)が並んでいます。

 オオカナワラビとコバノカナワラビとの雑種と推定され、分布は本州中部地方以西。秋葉山に生育していても、何も不思議ではありません。



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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 03:50│Comments(0)秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)野の花・植物
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