2019年12月13日

火防を願う三舞の神事①―弓の舞

弓の舞 令和元年(2019)の「秋葉の火まつり」が近づきました。秋葉神社上社で「火まつり」の催されるのは毎年12月16日。今年は次の月曜日。これを機会に、平成22年(2010)の「火まつり」に訪れた時のレポートを復元再生して、記事とさせていただくことにしました。

 秋葉神社「火まつり」の会場となるのは、中段にある舞殿。そこに、狩衣姿の一団が上がって来ました。「火まつり」の神事を執り行う神職たちです。私は神事は見ずに、舞殿の前で待機。やがて、舞楽の人たちが舞殿に上がり、続いて舞い手たちがやって来ました。

 三舞は「弓の舞」と「剣の舞」「火の舞」。舞い手は三宝に乗った弓を受け取って脇に抱え、笛と鼓の舞楽に合わせて、鈴を鳴らしながら、足踏みをするように優雅に舞います。次に、先ず1本の矢を受け取り、天井の東隅を狙い矢を放ちます。東西南北と矢を放ち、矢はいずれも跳ね返されましたが、最後の1本では中央の天上を狙い・・・。

弓の舞 頭上を見上げて的を確認。最後の1本を番(つが)え、1度、2度と弦(つる)を引き、3度目に放たれた矢は、見事天井板に突き刺さりましたが、来年の豊年は?吉兆は?

 「火まつり」は神事ですのでストロボ撮影はしませんでした。2枚目の矢が刺さった瞬間の写真は、一斉にストロボが光り明るく撮れました。これは、縁起の良い写真ですよ。きっと・・・。

 続いて、「剣の舞」が始まります。




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火防を願う三舞の神事①―弓の舞
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