2019年12月13日
火防を願う三舞の神事①―弓の舞

秋葉神社「火まつり」の会場となるのは、中段にある舞殿。そこに、狩衣姿の一団が上がって来ました。「火まつり」の神事を執り行う神職たちです。私は神事は見ずに、舞殿の前で待機。やがて、舞楽の人たちが舞殿に上がり、続いて舞い手たちがやって来ました。
三舞は「弓の舞」と「剣の舞」「火の舞」。舞い手は三宝に乗った弓を受け取って脇に抱え、笛と鼓の舞楽に合わせて、鈴を鳴らしながら、足踏みをするように優雅に舞います。次に、先ず1本の矢を受け取り、天井の東隅を狙い矢を放ちます。東西南北と矢を放ち、矢はいずれも跳ね返されましたが、最後の1本では中央の天上を狙い・・・。

「火まつり」は神事ですのでストロボ撮影はしませんでした。2枚目の矢が刺さった瞬間の写真は、一斉にストロボが光り明るく撮れました。これは、縁起の良い写真ですよ。きっと・・・。
続いて、「剣の舞」が始まります。