2021年01月09日
秋野不矩美術館の「木使い」拝見!②―入口扉と雨樋
美術館の外庭には、大胆な木製のベンチやテーブルが点在。少し朽ちかけていましたが、それもまた味わい。よく見れば、レトロな外灯の柱も木です。
外壁は茶色の土壁。藁と土とを混入した着色モルタルで仕上げられています。壁の上に突き出した半丸太は、何と雨樋。くり抜かれた半丸太を支えているのも木の枝というこだわりです。
杉平板で囲まれた入口部分の屋根は、鉄平石で葺かれた三角形。入口は、木製の二重扉。2枚目の扉の小窓から覗くと、中の様子が覗えます。
扉に使われている板は栗の木。カンナではなく、荒々しさが残る釿(ちょうな)のような仕上げです。
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外壁は茶色の土壁。藁と土とを混入した着色モルタルで仕上げられています。壁の上に突き出した半丸太は、何と雨樋。くり抜かれた半丸太を支えているのも木の枝というこだわりです。
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杉平板で囲まれた入口部分の屋根は、鉄平石で葺かれた三角形。入口は、木製の二重扉。2枚目の扉の小窓から覗くと、中の様子が覗えます。
扉に使われている板は栗の木。カンナではなく、荒々しさが残る釿(ちょうな)のような仕上げです。
さあ、いよいよ館内に入ります。
*コロナ自粛の昨今、ブログ記事の取材もままならない日々が続いています。記事は、私が書いていたNPO「天竜川・杣人の会」のブログ「出かけよう!北遠へ ふるさと散歩道」に掲載したもの。同ブログは終了しましたが、過去記事を再掲載させていただきました。
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:43│Comments(0)
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