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2019年01月12日

「神澤おくない」を観る③―「片剣の舞」と「両剣の舞」

片剣の舞 五穀豊穣や子孫繁栄の祈願のために舞われたという「神澤おくない」ですが、ここでも「剣の舞」が登場します。

両剣の舞 大きくジャンプするように「片剣の舞」を舞ったのは男性の舞人でしたが、「両剣の舞」は袴姿の女子中学生。先ずは、右手に鈴、左手に扇を持って舞いました。

両剣の舞 さらに禰宜役の男子中学生から2本の剣を渡され、五方向に向かい、下から天へと舞処を祓うように剣を振ります。

 口を一文字に閉じ、緊張した面持ちの中学生。田楽であるはずの「おくない」に「剣の舞」が演じられるのは、この民俗芸能の伝承に、中山間地域に定着した武士が関わっていたためでしょうか?


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