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2018年11月23日

伊豆半島へジオ・ドライブ⑭―亀岩で見る凝灰岩

亀岩 「伊豆の松島」と称えられる堂ヶ島は、リアス式海岸線が続く景勝地。波の浸食によって出来た断崖や島々が海に点在した雄大な自然は、海底火山の噴火にともなう水底土石流と、その上に軽石や火山灰が降り積もって出来た地層が隆起して出来たジオサイトそのものです。

軽石凝灰岩の縞模様 「西伊豆歩道 堂ヶ島コース」を登り切った場所から少し下ると、目の前に見える亀の甲型の白っぽい岩が、デイサイト(石英安山岩)や流紋岩で出来た「亀岩」です。

平野又十郎の生家の伊豆石の塀 「亀岩」まで歩いて渡ることはできるのですが、臆病な私には無理。そして、私が立っている場所の層理模様は白色の軽石が海底に堆積して造り出された軽石凝灰岩の縞模様。

 これこそ、掛塚にある平野又十郎の生家の石塀で見られるものと同じ縞模様です。

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