2018年01月21日
横山・天白神社を訪ねる③―昭和十六年十二月起工
横山・天白神社の由緒は「横山・天白神社を訪ねる②」で紹介した石碑に刻まれている「天白神社御由緒記」の通り。ここでは、この石碑が昭和16年(1941)12月の建立だったことに着目してみましょう。
昭和16年12月とは碑文にもあるように「大東亜戦争開始」の月。つまり、日本海軍が航空機と潜航艇などを使い、ハワイ・オワフ島の真珠湾に奇襲攻撃を加え、アメリカをはじめとする連合国に対し太平洋戦争を仕掛けたその時です。
この時期の建立はたまたまだったとは思いますが、碑文に「大東亜戦争開始」の文字が刻まれているということは、12月8日の数日後に刻まれたに違いありません。戦後、GHQにより禁止された「大東亜戦争」の呼称を使用している点を含め、この「天白神社御由緒記」はまさに歴史を刻んだ碑と言うことができると思います。
*写真をクリックすると拡大して文字が読めます。
昭和16年12月とは碑文にもあるように「大東亜戦争開始」の月。つまり、日本海軍が航空機と潜航艇などを使い、ハワイ・オワフ島の真珠湾に奇襲攻撃を加え、アメリカをはじめとする連合国に対し太平洋戦争を仕掛けたその時です。
この時期の建立はたまたまだったとは思いますが、碑文に「大東亜戦争開始」の文字が刻まれているということは、12月8日の数日後に刻まれたに違いありません。戦後、GHQにより禁止された「大東亜戦争」の呼称を使用している点を含め、この「天白神社御由緒記」はまさに歴史を刻んだ碑と言うことができると思います。
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