› 自然と歴史の中を歩く! › ウォーキング・ぶらり旅・町歩き › 地質・地形・岩石 › 涼を呼ぶ「阿寺の七滝」③―巣山礫岩

2017年08月13日

涼を呼ぶ「阿寺の七滝」③―巣山礫岩

巣山礫岩 遊歩道の脇に、角が取れて丸くなった川石が混じった岩壁があるのに気づきました。これらは砂や泥の層に丸石が閉じ込められているだけではなく、長い年月を経て基質によって固められた堆積岩。「阿寺の七滝」の源流がある山の名を採り「巣山礫岩」と呼ばれています。

解説看板 解説看板によれば・・・

 この礫岩は新生代、第三紀、中新世(2500万年前)の頃堆積したといわれ、〝阿寺七滝"・巣山部落一帯に分布し、俗に〝子抱石(こだきいし)"とも呼ばれる。この礫岩中には「くいちがい石」と呼ばれるめずらしい礫が発見されている。鳳来町

「くいちがい石」 大きな岩が小さな丸い石を抱いているように見えるから「子抱石」。そして、近くにあったこの石が「くいちがい石」のようです。

 なお、かつての南設楽郡鳳来町は合併し、現在は新城市になりました。



同じカテゴリー(ウォーキング・ぶらり旅・町歩き)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
涼を呼ぶ「阿寺の七滝」③―巣山礫岩
    コメント(0)