秋空・秋雲の五島海岸⑤―イチモンジセセリとチャバネセセリ
別に珍しい蝶の話題ではありません。すでに何度も紹介して来たイチモンジセセリは、後翅の外側に4つの白斑が1列に並んでいるセセリチョウ。南方系の蝶とされ、見かける機会が増えるのは、夏の終わりから秋にかけて。つまり、今頃、見かける機会が多いのは、そんな理由です。
チャバネセセリは翅の色が茶色のセセリチョウ。しかし、それだけだったら見分けはできません。白斑が小さくて、少しカーブをして並んでいます。チャバネセセリもイチモンジセセリと同じ南方系。どちらも、地球温暖化の波に乗って、北へ北へと分布エリアを広げています。
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