「梅雨明け」間近の富幕山⑦―タケニグサとマツカゼソウ
竹に似ているとして「竹似草(タケニグサ)」と名付けられてはいますが、タケニグサはケシ科。長く伸びた茎の下から上へと花を咲かせて行きますので、下の方はもう果実で、上の方はまだ蕾。花と言っても、タケニグサには花弁がありません。白い糸を撚ったように見えているのは雄蕊だそうです。
暑い暑い真夏の山歩きの時、タケニグサと同じように涼しさを感じさせてくれるのはマツカゼソウ。残念ながらまだ花は咲いてはいませんでしたが、先端には蕾が出来ていましたので、もうすぐ花を咲かせてくれることでしょう。マツカゼソウは「松風草」。名前も涼し気ですね。
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