大洞院&遠州三山の「龍」①―大洞院
「2023年、遠州の紅葉巡り」をしながら、気になる来年の干支「辰=龍(竜)」探しもして来ました。寺社に「龍」が多いのは、昇龍は気運の上昇を意味し、龍が手に持っている如意宝珠は様々な願いを叶えてくれると考えられて来たから。小國神社では「龍」は見つけられませんでしたので、最初の「龍」は同じ森町の橘谷山大洞院の本堂外に掲げられている「龍」の彫刻です。
実は、大洞院の参道入口、伏間川に架けられている橋の名は「龍門橋」ですから、これも「龍」。「龍門橋の擬宝珠は森の鋳物師・山田七郎左衛門が鋳造したものとして、以前に紹介した橋。「龍門橋」の「龍門」は、「ここを遡ると鯉は竜になる」の伝説に由来する縁起の好い名かも知れません。
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