ハマゴウ咲く遠州浜を歩く②―オニユリとタカサゴユリ
遠州浜で一番目立っていたのは、やはり濃いオレンジ色のオニユリの花。今頃が咲き始めの時季で、夏の間ほぼずっと咲いています。黒い斑模様とクルリと反り返った花弁の先が特徴的。名前の由来は、花の色を赤鬼と見立てたからですが、その割に、「愉快」「華麗」「陽気」「賢者」「富」「誇り」「荘厳」など肯定的な花言葉がズラリと並びます。
数は少なかったのですが、タカサゴユリもテッポウユリに似た細長い花を咲かせていました。テッポウユリは在来種ですが、タカサゴユリは台湾原産の外来種。白い花の外側に黒い筋があるのが見分けの特徴。花言葉は「無垢」「飾らぬ美」「甘美」など。オニユリよりも優しさを感じる花言葉が並んでいました。
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