梅雨時の小國神社境内地⑦―クララとミヤコグサ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2023年06月20日 05:04

 房状に咲く白い花―クララの名を知ると、外来種と勘違いされる人もいるかも知れません。しかし、クララの名は、根を噛むとクラクラするほど苦いことから「眩草(くららぐさ)⇒クララ」。昔の人は、何でも口にしたのですね?クララはマメ科。れっきとした在来種です。

 そして、ミヤコグサもマメ科。NHK朝ドラ『らんまん』の主人公・槙野萬太郎のモデルとなった植物学者・牧野富太郎が著した「植物記」には・・・

ミヤコグサという名は、この草がむかし京の都の大仏のまえ、耳塚(みみづか)のあたりにはびこっていたので都草とつけられたものです。一名をコガネバナ(黄金花)ともよびますが、この名は花の色にもとづくものです。またエボシグサの名もあります。この名はその花の形が烏帽子に似ているためです。江戸時代に書かれた書物には、この草は江戸ではもっぱらエボシグサとよばれていたようです。

 ・・・と書かれているそうです。岩手県の宮古もなければ、沖縄県の宮古島でもありません。

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