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2017年06月03日

マメ科の在来種―クララです。

クララ 天竜川の堤防で咲いているこの花。マメ科だということは、花の形からすぐに分かると思いますが、何と名前はクララ。クララですよ、クララ。

 クララと言えば『アルプスの少女ハイジ』に登場した車椅子の美少女の名。「外来種に決まってるじゃん」と思ったら、これがれっきとした在来種。

 何と、名前の由来は眩草(くららぐさ)が詰まったものとのこと。根を噛むとクラクラするほどの苦味があるんだそうです。クララの根は民間薬としても使われており、生薬名は苦参(くじん)。

 解熱、解毒、抗菌作用があるので、消炎剤として使われた他、乾燥した葉を細かく砕いてトイレに投入してウジ殺しに使ったというのですから、これは相当の苦さ。まあ、私は食べるつもりはありませんので安心ですけどね・・・。


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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 06:12│Comments(0)野の花・植物
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