冬の八丁坂を登る⑨―稲荷神社と旧道
八丁坂を登って行くと赤い鳥居が見えて来ます。この稲荷神社は地域というよりも、移住者の屋敷神として勧進されたものかも知れません。狛犬の代わりに狛狐が神社を護っていますが、向かって左の狛狐は首から上が折れてしまっていました。
ここから先は再び急傾斜の旧道を歩きました。狭い旧道に面した家では駐車場を設けることはできません。もちろん、家が密集している都市部でも、家の敷地内に駐車場がないのは不便だとは思いますが、山間の暮らしでは、買い物にしても病院に通うにしても車は欠かせません。
滑り止めの溝が刻まれたコンクリート舗装。つまり、歩くことができなくなれば、ここで暮らすことができなくなってしまいます。
今年(2021)「古希」を迎える私ですが、まだ歩けることに感謝。さらに上を目指して歩を進めました。
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