2025年03月06日
掛川の旧東海道を歩く⑪―「従是北岡津區」の道標
掛川市細田(さいだ)の細沢(さいさわ)を過ぎ、国道1号袋井バイパス、新東名高速と立体交差となっている辺りは領家で、その先は岡津。どちらも「曽我地区」に含まれています。
「岡津」について調べてみると、「逆川の支流垂木川下流域に位置する。地名は高地に立地することに由来するという(掛川誌稿)」(「角川日本地名大辞典22静岡県」より)。ただ、インターネットで「掛川市領家」「掛川市岡津」を検索して表示された「Yahoo!マップ」によれば、「領家」も「岡津」もエリアは複雑に点在。どんな歴史があったのでしょうか?
道路脇にあった自然石の道標には「従是北岡津區 東掛川町ヘ約一里 西袋井町ヘ約一里」の文字が刻まれていました。「袋井町」はもちろん現在の袋井市で、「掛川町」は掛川市。「袋井」の地名由来は「井水に囲まれた袋状の地形による。」、「掛川」は「逆川に面し崖の欠けたところに立地したので崖川・欠川と呼ばれてことによる。(掛川誌稿)」(「角川日本地名大辞典22静岡県」より)とされ、どちらも災害と背中合わせの自然環境が、地名の由来とされていたのです。
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「岡津」について調べてみると、「逆川の支流垂木川下流域に位置する。地名は高地に立地することに由来するという(掛川誌稿)」(「角川日本地名大辞典22静岡県」より)。ただ、インターネットで「掛川市領家」「掛川市岡津」を検索して表示された「Yahoo!マップ」によれば、「領家」も「岡津」もエリアは複雑に点在。どんな歴史があったのでしょうか?