トップ
›
日記/一般
|
磐田市
|
新規登録
|
ログイン
はまぞう検索⇒
自然と歴史の中を歩く!
地元の磐田から、天竜川を遡ってあちらこちら歩き回り、草花や昆虫、歴史や文化などを勉強して行きます。続・「出かけよう!北遠へ」。
›
自然と歴史の中を歩く!
›
秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)
›
野の花・植物
› 花吹雪の秋葉山に登る⑨―テンナンショウとマムシグサ
2020年04月15日
花吹雪の秋葉山に登る⑨―テンナンショウとマムシグサ
このコンニャク芋によく似た怪しげな植物―サトイモ科テンナンショウ属のスルガテンナンショウ(駿河天南星)とマムシグサ(蝮草)です。球根から茎を伸ばし、蛇の鎌首のような「仏炎苞(ぶつえんほう)」の中に本物の花を付けます。
でも、一般的な呼び名はヘビコンニャク(蛇蒟蒻)。その由来は、「蛇の皮の模様に似ているから」とのことですが、蛇が出始める時季に花を付けることと、コンニャクに似てはいても「食べられない」ところからの注意喚起のような気がします。
雌雄異株の植物は少なくありませんが、実はテンナンショウやマムシグサも雌雄異株。元々、雌雄が決まっているのではなく、栄養をとって大きく成長した株が♀となり花を咲かせます。小さいと♂株になります。人間などごく一部の生き物を除くと、普通は♀の方が体が大きくなります。『♂は大きくて力が強い』と信じたい男性の気持ちも分かりますが、そんな考えは忘れてください。何しろ子を産み育てるには、体力が必要なのですから・・・。
*「仏炎」とは、不動明王の背後に見られるような火焔のこと。「水芭蕉」の白い花のように見えているのも「仏炎苞」です。
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る①―天竜二俣駅前の桜
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る②―道の駅「いっぷく処横川」付近の桜
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る③―秋葉神社下社前の桜
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る④―表参道駐車場の桜
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑤―九里橋の桜
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑥―二の鳥居跡の桜
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑦―秋葉寺の桜
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑧―シャガとミヤマシキミ
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑩―ヒキガエルの産卵
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑪―富士山は見えず
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑫―クロモジの芽吹き
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑬―124回目の❤ハート石
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑭―春霞
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑮―秋葉茶屋
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑯―ミヤマハコベとコハコベ
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑰―スミレの仲間
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑱―スジグロチョウ
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑲―オキナグサとヤブニンジン
【関連記事】花吹雪の秋葉山に登る⑳―クマガイソウ
Tweet
同じカテゴリー(
秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)
)の記事
春らんまんの秋葉山に登る⑨―コショウノキとジンチョウゲ
(2025-04-13 05:36)
春らんまんの秋葉山に登る⑧―ミヤマシキミとヒサカキ
(2025-04-12 06:05)
残雪の秋葉山に登る㉒―無事の下山が何より
(2025-04-12 05:57)
春らんまんの秋葉山に登る⑦―仰ぎ見るお花見
(2025-04-11 06:15)
残雪の秋葉山に登る㉑―ウラジロの芽吹き
(2025-04-11 06:07)
春らんまんの秋葉山に登る⑥―「小さなオアシス」の卵塊
(2025-04-10 05:06)
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:12│
Comments(0)
│
秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)
│
野の花・植物
このBlogのトップへ
│
前の記事
│
次の記事
名前:
メール:
URL:
情報を記憶:
コメント:
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
確認せずに書込
このページの上へ▲
最新記事
「一雲斎」と一雲済川添いの道を歩く①―ミツバツツジとアカバナマンサク
(4/13)
「春」を求めて北遠ドライブ②―「花ヶ庄」
(4/13)
ご近所にやって来た色とりどりの春③―ムラサキケマンとナガミヒナゲシ
(4/13)
春風吹く青谷を歩く④―ジロボウエンゴサクとムラサキケマン
(4/13)
「春」を迎えた森町「町民の森」⑥―シロバナタンポポとセンボンヤリ
(4/13)
春らんまんの秋葉山に登る⑨―コショウノキとジンチョウゲ
(4/13)
「春」を求めて北遠ドライブ①―桜色のモクレン
(4/12)
ご近所にやって来た色とりどりの春②―スミレ、レンゲとシロツメクサ
(4/12)
春風吹く青谷を歩く③―ヤマアイとアオキ
(4/12)
「春」を迎えた森町「町民の森」⑤―スミレいろいろ
(4/12)
春らんまんの秋葉山に登る⑧―ミヤマシキミとヒサカキ
(4/12)
残雪の秋葉山に登る㉒―無事の下山が何より
(4/12)
ご近所にやって来た色とりどりの春①―八重桜
(4/11)
春風吹く青谷を歩く②―オドリコソウ
(4/11)
「春」を迎えた森町「町民の森」④―アセビとドウダンツツジ
(4/11)
画像一覧
カテゴリー
みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚
(1272)
出かけよう!北遠へ
(3764)
秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)
(2681)
ウォーキング・ぶらり旅・町歩き
(7137)
野の花・植物
(5500)
祭り・イベント・民俗芸能・伝統行事
(1019)
季節の便り
(913)
歴史・産業遺産・寺社・文化財
(4828)
昆虫・蝶の図鑑・野生鳥獣
(1701)
北遠のニュース
(237)
花見情報
(468)
暮らし・移住・交流
(114)
投稿
(72)
学校・子どもたち・廃校
(260)
新・浜松の自然100選・天然記念物
(561)
民話・言い伝え
(167)
木を使おう!
(58)
山城・城跡
(79)
古い絵葉書・昔の写真・浮世絵
(416)
地質・地形・岩石
(406)
国道473号(原田橋)河川内仮設道路
(17)
あの頃
(8)
ようこそ!「森の童話館」へ
(6)
過去記事
2025年04月
2025年03月
2025年02月
2025年01月
2024年12月
2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月
2023年06月
2023年05月
2023年04月
2023年03月
2023年02月
2023年01月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年09月
2022年08月
2022年07月
2022年06月
2022年05月
2022年04月
2022年03月
2022年02月
2022年01月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月
2021年05月
2021年04月
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
最近のコメント
AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん / 194回目の秋葉山に登る①―赤茶・・・
うめたちあき / 194回目の秋葉山に登る①―赤茶・・・
アイアン手すり屋社長ないてゅ / 浮世絵に描かれた秋葉山⑥―「・・・
AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん / 浮世絵に描かれた秋葉山⑥―「・・・
アイアン手すり屋社長ないてゅ / 浮世絵に描かれた秋葉山⑥―「・・・
お気に入り
天竜区観光協会
公園とか緑とか
自然の恵み
ほくえんの風
山に生きる会
秋葉茶屋インスタグラム
南海丸の航海日誌
森の童話館「空飛ぶコーギー」
ブログ内検索
QRコード
RSS1.0
RSS2.0
アクセスカウンタ
プロフィール
AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん
「大好き!北遠」のブログ「出かけよう!北遠へ」を書いていた斉藤です。
新しい記事に加え、「出かけよう!北遠へ」に書いた記事も書き直して掲載しました。ぜひ、遊びににいらしてください!
<
2025年
04
月 >
S
M
T
W
T
F
S
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
花吹雪の秋葉山に登る⑨―テンナンショウとマムシグサ
コメント(
0
)