
8年前(2011)の9月、台風による増水が天竜川河川敷の土砂を洗い、木製「天竜橋」の橋脚遺構が現れたことがありました。当時、私も旧「天竜橋」の橋脚を見に行き、写真を撮っていましたので紹介させていただきます。
丸太を使った柱と、それを取り囲む木製の柵。橋脚は明治11年(1878)3月に完成した木製の「天竜橋」の遺構。国道橋として磐田と浜松を結ぶ重要な架橋だったのです。

この橋脚遺構が今はどうなっているのか確認に出かけましたが、見つけられませんでした。残念ですが、貴重な土木遺産は再び歴史の彼方へ姿を隠してしまったようです。