2018年11月20日

99回目の秋葉山③―繰り船

気田川の川舟 錦ちゃと二人旅の秋葉山ハイキングになりましたので、九里橋の手前で早くも道草。ここで見せてもらったのは気田川の川舟。底が平で浅く造られているサッパ船のようです。

 その昔、気田川の川幅は今よりも広く、大きく蛇行している秋葉神社下社前から九里橋付近は気田川の河川敷。ここに九里橋が出来る前には、和田之谷から渡船に乗って坂下まで来たことは分かっていましたが、もしかしたら、この渡船=繰り船が九里橋の「九里(くり)」の由来かも知れません。

九里橋 九里橋の名の由来は、掛川から九里、浜松からも九里だから、と語られて来ましたが、地元の人が名付ける橋の名としては、やや腑に落ちないところがありました。繰り船が「九里」の由来だとすれば、一気に合点が行くような気がします。

 そして、その橋の袂に居を構えていたのが丸白林業の栗田家。栗田家の名の由来も、繰り船にあったのかも知れません。



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