2017年09月21日

納豆で知られる大福寺②―本堂と鐘楼

大福寺本堂 参道脇には、大福寺納豆に使われるサンショウが植えられています。本尊の薬師瑠璃如来像(県指定文化財)が安置されている本堂は参道正面。本堂の前には鐘楼が。

大福寺鐘楼 古い絵葉書「本堂並鐘楼堂 遠州濱名大福寺」には、本堂と鐘楼とが並べられ、「濱名八景之一 大福寺之晩鐘」とされています。

古い絵葉書「本堂並鐘楼堂 遠州濱名大福寺」 現在、大福寺の鐘楼脇には「遠江八景」の看板が建てられていましたが、平成26年(2014)に選定された「遠江八景」では、方広寺、龍潭寺、初山宝林寺、摩訶耶寺と併せた「五山晩鐘(ござんのばんしょう)」として。

 小野湖山が選定した「浜名八景」にも、「大福寺之晩鐘」はありません。「晩鐘」とは夕刻に鳴らされるお寺の鐘の音。ジャン=フランソワ・ミレーの「晩鐘」は、教会から聴こえて来る夕刻の鐘の音に合わせて祈りを捧げる農民夫婦を描いた名画です。




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