2017年09月02日
残暑の葦毛湿原を歩く⑥―ミズギボウシとヒメシロネ
葦毛湿原に咲くギボウシはミズギボウシ。「愛知県以西の本州、四国、九州に分布する」とされていますので、静岡県には生育していないと思われがちですが、確か浜北の森林公園にはあったはず。もしかしたら、どこかから移植されたものかも知れません。
葉の付け根に白い花を咲かせているヒメシロネはシソ科ですが、湿地を好むのはミズギボウシと同じです。
葦毛湿原の「葦毛(いもう)」とは、「葦原(あしはら)」ではなく、馬の毛色を表す「葦毛=芦毛(あしげ)」に由来。源頼朝がこの地を訪れた時、頼朝の乗った葦毛の馬が死に、愛馬を葬った地に「あしげ⇒葦毛」の地名を付けたのだそうです。
三河だから家康かと思ったら、意外や意外、頼朝に由来している湿原だったのです。
葉の付け根に白い花を咲かせているヒメシロネはシソ科ですが、湿地を好むのはミズギボウシと同じです。
葦毛湿原の「葦毛(いもう)」とは、「葦原(あしはら)」ではなく、馬の毛色を表す「葦毛=芦毛(あしげ)」に由来。源頼朝がこの地を訪れた時、頼朝の乗った葦毛の馬が死に、愛馬を葬った地に「あしげ⇒葦毛」の地名を付けたのだそうです。
三河だから家康かと思ったら、意外や意外、頼朝に由来している湿原だったのです。