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2017年06月17日

遠州森町・小國神社を訪ねて③―「二品親王熾仁書之」の神社名扁額

小國神社 小國神社拝殿の前に立ち、二拝二拍手一拝。作法通りの参拝を済ませ、中を覗き込むと「小國神社」と神社名が書かれた扁額が掲げられていました。左端には「二品親王熾仁書之」の文字も見えます。

神社名扁額 「二品親王熾仁」とは、東征隊大総督を率いて江戸に上った有栖川宮熾仁(ありすがわのみやたるひと)親王のこと。同じような額を磐田市川袋の八雲神社でも見ていますが、小國神社の神官だった小國重友は「遠州報國隊」に参加し、留守部隊の幹部を務めていました。

「二品親王熾仁書之」の文字 討幕から明治維新へ流れた時代の風は、遠州森町の森を吹き抜け、小國神社境内に育つ木々の枝も震わせたのです。

 小國神社には遠州報國隊々員の名が書かれた「姓名録」や、有栖川宮熾仁親王より頂いた「御感状」が保管されているそうです。




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