2017年04月06日
FSC認証取得 8日開校の「浜松中部学園」 学校では全国初

市立元城小、北小、中部中が統合して誕生した同校は、校内施設を一新し、その一部にFSC認証を受けた天竜材約52立方メートルを利用した。南北2棟が立つ校舎では、南棟(地下1階、地上2階)2階の教室と廊下の仕切り部分にスギの羽目板、ヒノキの集成材を採用。鉄筋コンクリート造り2階建ての体育館では1階のアリーナ、2階格技場の腰板や構造材などにスギやヒノキ材とヒノキの集成材を使用した。全教室でFSC認証材を使った椅子や机も使う。

公共建築での木材利用促進を進めている市は、2017年度末に完成予定の浜名中(浜北区)でも認証取得を目指す。市担当者は「自治体が率先して地元材を活用することで民間利用を促したい。子どもの時から天竜材に触れ、地元木材の良さを感じてほしい」と狙いを語った。(「静岡新聞」より)
「机」、椅子の「椅」、「棚」「本」「床」の字に「木」が使われているだけじゃなく、学校の「校」ももちろん木偏。木を伐って、使って、植えて、育てましょう!