「秋の気配」の秋葉山に登る⑤―秋海棠にゲンノショウコ
石畳の坂道の脇を流れる秋葉沢を見下ろすように咲いていたのはシュウカイドウの花。ピンク色の花は、7月18日のレポート「
梅雨が明けたぞ!秋葉山⑤」でも紹介したのですが、あれから2ヶ月半近くが過ぎた9月30日にもまだ咲いていました。
シュウカイドウを漢字で書けば「秋海棠」。俳人・松尾芭蕉が詠んだ「秋海棠 西瓜の色に 咲きにけり」の句の季語は「秋海棠」。「秋海棠」は秋の季語。そして、ちょっと違和感がありますが、「西瓜」も秋の季語なのです。
そして、近くで咲いていたゲンノショウコも夏の季語。江戸時代の「夏」と「秋」は。現代の「夏」と「秋」とはずいぶん違っていたのかも知れません。これも、地球温暖化による自然環境の変化?「『秋の気配』の秋葉山に登る」と題してレポートを始めたのですが・・・
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