またまた、富士山麓を歩く⑲―ウツボグサとイヌゴマ
シソ科のウツボグサの花は、夏には生薬として利用されて来た夏枯草(カゴソウ)に。しかし、花の時季は環境や株によって違いますので、富士山麓ではまだ花を咲かせているウツボグサもありました。
同じシソ科のイヌゴマ(犬胡麻)は食用にも薬用にもならず、役に立たないので「犬」呼ばわり。別名の「チョロギダマシ」も、食用にされたチョロギに似ていても食用にならないから。実に差別的な名前を付けられてしまいましたが、イヌゴマが悪いわけではありません。
役に立たないので「犬」というのにも抵抗がありますね。
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