阿蔵から大渓をグルリと歩く⑥―サワガニとアメンボ
阿蔵(あくら)川沿いの道は未舗装です。雨が降っていなくても、梅雨時には水溜まりが出来ていますので、水が大好きな動物たちは大喜び。繁殖時季を迎えたサワガニも、赤い甲羅で♪チョロチョロ♪チョロチョロと横歩き。よく見ると、甲羅は乾いてしまっています。
身の軽いアメンボは、水溜まりの水面を歩いていました。アメンボが水の上を歩けるのは、脚に生えた細い毛で水をはじき、表面張力を利用しているから。理屈を聴いても、まるで忍者みたい。「お前もやってみろ!」と言われても、ちょっくらちょいとできるものではありませんね。
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