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2024年12月16日

2025年の干支「巳」を探せ!⑥―細江神社の「むかし話」

「むかし話」大蛇と大蝙蝠の戰い 以前、「我が故郷の気賀(きが)を歩く⑭」で紹介した細江神社に建てられている「『むかし話』大蛇と大蝙蝠の戰い」の看板ですが、巳年を前にした時季ですので、もう一度紹介させていただきます。

「むかし話」大蛇と大蝙蝠の戰い「むかし話」大蛇と大蝙蝠の戰い
むかしむかしの話しですがこのクスノキの大穴の中で大蛇と大蝙蝠が「このクスノキの主はおれだ・・・・・・」とたがいに言いはりました。そのために大蛇と大蝙蝠はしだいになかがわるくなり、ついにはおおげんかとなってしまいました。
大蛇は長い体で大蝙蝠をぐるぐると強く巻つけ、大蝙蝠も負けてはいません、するどいキバで大蛇のからだに食いつき、この戦いは三日三晩もつづいたと言はれています。
大蛇も大蝙蝠も血だらけになり、ついに力がつきはててしまいました。クスノキの空洞の中には、その時に流したと思われる血のあとがあります。
               (静岡県「子どもむかし話」にのっています)


クスノキの洞穴 これが「『むかし話』大蛇と大蝙蝠の戰い」のお話。看板には蝙蝠に巻き付いた大蛇の絵が描かれ、子ども達が見たら震え上がってしまうかも知れません。

 クスノキの洞穴を覗いてはみましたが、血の跡らしいものは・・・?

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