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2019年07月19日

佐久間町浦川・川上林道を歩く④―月日星の常夜燈

月日星の常夜燈 八幡神社の境内にあった2基の常夜燈の竿に刻まれた文字は「宝暦三年酉七月吉日」とあり、西暦1753年7月ですから、今を遡ること269年前の建立です。

 ここで目を止めたのは中台の蓮弁。明らかに仏教様式の燈篭です。

月日星の常夜燈 そして、火袋の窓の形は月(三日月)日(円)星(三ツ星)と扇。三光の月日星と扇形の窓から漏れる薄明かりを眺める江戸時代の川上集落の住民たちが脳裏に浮かんできます。

 相殿神の建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)は牛頭天王と同一視される神様。7月には疫病退治の祇園祭が催されたのでしょうか?



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