2019年04月21日
磐田に残る家康の面影⑤―府八幡宮末社の東照宮

現地に建てられた由緒書によれば・・・
祭神 源朝臣命(みなもとのあそんのみこと/徳川家康公)
例祭 六月十日

・・・とあります。
つまり、府八幡境内の東照宮は、元々は現在のJR磐田駅南の御殿山に祀られていた神社。御殿山とは中泉御殿の防衛上、御殿北側に堀を掘り、その土を盛り上げて人工的に造られた山だったようです。
家康が鷹狩のため頻繁に訪れていた宿泊所であった御殿は、家康の死後に廃止。御殿山も崩して田畑として活用されたため、周辺住民がその歴史を示す意味で祀られるようになったのが東照宮だったそうです。