2018年04月17日
天竜ジビエの魅力紹介 浜松市でフェス

講義では、天竜区春野町のジビエ解体加工施設「ジミート」代表の天野進さん(67)が30年近い狩猟歴を踏まえ、野山のイノシシやシカが食肉になるまでの過程を紹介した。
天野さんによると、狩猟者の高齢化が課題で、若い女性の担い手は近年増えてきたが、解体を手掛ける人は少ないという。捕獲の場所や時季などで肉質が異なるのがジビエの特徴といい「10頭いれば10頭の味がある。個体差を楽しんでほしい」と話した。

会場では市内の5店舗が、シカ肉のクッパやシチューなどを販売し、完売する人気ぶりだった。肉以外の部位を活用する動きも広がりを見せ、事業者や猟師がシカの革を素材にした手提げカバンや靴、角を使ったアクセサリーなどを販売した。
フェスは、ジビエの消費促進と天竜の活性化につなげようと、市内の提供店代表ら有志でつくる天竜ジビエフェスプロジェクトが昨年に続いて企画した。(「中日新聞」より)
私が子どもの頃、肉と言えば狩猟をやっていた祖父が捕って来たイノシシやウサギ、キジなど。ウサギは骨まで叩き潰して食べました。豚やヤギも飼っていましたが、それらは売るためです。