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2018年02月14日

天白・天伯神社を訪ねて⑥―金山彦之命と山の神

「金山彦之命」の神号碑 南野田・白山神社から少し歩いた沢のような場所に、「金山彦之命」と刻まれた石碑がありました。金山彦と言えば、その名の通り鉱山や金物の神ですが、佐久間では山の神として祀られている地区もあります。

御幣 それはおそらく、山仕事には斧や鉈、ノコギリなどの金物が欠かせないため。山の神は春には山から下りて来て田の神となり、山里に豊作をもたらし、秋には再び山に帰って行くとも言われます。そのため、山の神が祀られるのは山と里との境界。

ワサビ ワサビが育つ沢の上には、白と緑色の御幣が立てられていましたが、これも「山の講」に立てられたものだと思います。

 それにしても、佐久間ではどこにでも神様がいらっしゃるようです。

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