夏空の富幕山(とんまくやま)を歩く③―マツカゼソウとヤブマオ
マツカゼソウの白い花が咲き始めれば秋の気配。夏空の下、日向では帽子をかぶり、日陰では帽子を脱いで歩いた富幕山(とんまくやま)ではマツカゼソウが咲き始め、少しだけ秋の風を感じることができました。
マツカゼソウ(松風草)は「草」ですが、実はミカン科では唯一の「草」。暑い季節に出会え、涼しさを感じさせてくれる嬉しい花です。
丸鋸のようなギザギザが目立つ葉に白い花穂を伸ばしていたのは、イラクサ科のヤブマオ。写真の花は雌花で、雄花は小さくて隠れていたみたい。次に出会った時には、雄花も見てみようと思いました。
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