富士山麓を歩け!歩け!⑲―チダケサシとハナチダケサシ
細くて固い茎を真っ直ぐに伸ばし、さらに枝のように突き出した花序に下の方から順に花を咲かせていたのはチダケサシ。アスチルベの名前で花壇に咲いていることも多い花です。
うっすらしたピンク色、紫色のがチダケサシで、白い花がハナチダケサシとされてはいますが、近くに咲いていましたので、どちらも同じアスチルベの可能性もあります。
チダケサシの名は、乳茸(ちだけ)という名のキノコを採った時に、なぜかチダケサシ(乳茸刺)の茎に刺して持ち帰ったことから。もう少し辺りを丁寧に観察すれば、チダケが生えていたのかも知れません。
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