富士山麓を歩け!歩け!⑦―オニノヤガラとジガバチソウ
茎を直立させて、茎の周りにびっしりと花を咲かせていたのはラン科のオニノヤガラ。根本を見ても、葉は1枚もありません。オニノヤガラはギンリョウソウなどと同じで、葉緑素を持たず、光合成を行わない腐生植物。「鬼の矢柄(オニノヤガラ)」の名前は、花茎の姿を、鬼の使う弓矢の.矢に見立てた名前とのことです。
オニノヤガラはあっちにもこっちにも見られ、ナラタケ属の菌に寄生しているとのこと。逞しい植物ですが、決して真似たくはありません。
また、近くにあったラン科らしい植物の花はもう終わっていましたので、はっきり何かと見分けることはできませんが、多分ジガバチソウの仲間。・・・だろうと思います。
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