自然と歴史の中を歩く！

　気温が上がり「春」を感じさせる日となった3月1日だったのですが、ご近所を歩くと、紅く色を変えた草がいっぱい。先ず紹介するのは、一番目につくスイバ。「♪土手のスカンポ　ジャワ更紗」と歌われた「スカンポ」がスイバです。

　スイバは冬から春になると葉の色を赤く変えますが、樹木の紅葉とは違い、このまま枯れてしまうのではなく、暖かくなると葉の色は緑に。

　天竜川河川敷を歩けば、エノコログサ（左の写真）の葉も紅葉。アメリカフウロ（右下の写真）も葉の色を赤く変え、地味な花を咲かせている時よりも目立っていました。

　「紅葉」と言うと、ついつい秋を連想し、物寂しさを感じてしまいがちですが、「草紅葉」は草たちの逞しさを示すもの。私たちも、雑草に負けずに歩き続けることにしましょう！