2019年05月22日
大井川の蓬莱橋を渡る⑦―貝群化石
「蓬莱の島台」には、「化石 新第三紀鮮新世(二百五十万年前)」とされる化石がビッシリと詰まった大きな石がありました。
大陸から離れた日本列島のほとんどは、海洋で出来た堆積物。その後の隆起によって東へ西へと流路を移動していた大井川の土砂が現在の牧之原台地となり、台地の土には川の流れによって丸みを帯びた川石が混じっています。
大陸から離れた日本列島のほとんどは、海洋で出来た堆積物。その後の隆起によって東へ西へと流路を移動していた大井川の土砂が現在の牧之原台地となり、台地の土には川の流れによって丸みを帯びた川石が混じっています。
この化石がどこから出土したものかは分かりませんが、隆起の過程で海底に堆積して固まって出来た岩石ですから、その中に二枚貝や巻貝の殻が含まれていることはなんら不思議ではありません。