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2018年05月04日

青谷の青い自然⑦―シナアブラギリ

シナアブラギリ これも、「青谷不動の滝」からは少し離れた山道ですが、路上を埋め尽くすように白い花が散らばっていました。

 これはトウダイグサ科の落葉高木、シナアブラギリの落花。見上げれば、まだ枝いっぱいに大きな花が残っています。

 シナアブラギリは「支那油桐」。かつてはシナアブラギリやアブラギリの実を絞って、番傘や提灯などの防水のために塗る桐油を採取したとのこと。その他、塗料や印刷用インキなどにも使われたようですが、残念ながら食用には適さない毒性を持っているそうです。

シナアブラギリ 中国原産のシナアブラギリはもちろん人の手で植えられたもの。アブラギリが育つ山は、人々が暮らす地域の近くで管理されて来た「里山」だったはずですが、今では役立たずの荒れた山として放置されています。



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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:31│Comments(0)出かけよう!北遠へ野の花・植物
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