集中豪雨後の秋葉山⑳―カキノハグサ
さらに、秋葉寺(しゅうようじ)へと向かう土佐坂の途中で出会ったのはカキノハグサ。花と言うべきか、まだ蕾と言うべきか?カキノハグサ(柿の葉草)とは、葉の形が秋の葉ににているところから名付けられたとのことですが、特に変わった形の葉ではありません。葉の形と言うよりも、むしろ花の色の方が柿の実にそっくりと言えるかも。
秋葉山ではカキノハグサによく似たナガバカキノハグサも見られますが、今回出会ったのは本種のカキノハグサだけ。調べてみると、カキノハグサの分布は、「中部地方西部から近畿、それに静岡県」とされていますので、カキノハグサにとって秋葉山はギリギリ限界に近い場所なのかも知れません。
そして、土佐坂を登り切れば、カキノハグサの花に負けず、赤く塗られた仁王門。仁王門をくぐれば、秋葉寺(しょうようじ)の境内です。
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