水音轟く阿蔵を歩く⑩―スイカズラとキツネアザミ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2023年05月18日 04:06

 「どうする家康」―徳川家康が愛用したとされる薬味酒「忍冬酒」は、スイカズラ(忍冬)の花や蕾を味醂に漬け込んだ薬用酒。戦国時代に製造が始まり、400年の歴史を持つ浜松市特産のお酒です。

 白く咲いたスイカズラの花は、次第に黄色に色を変え、受粉を手助けしてくれる昆虫たちに、花粉のあるなしを教えています。今はまだ、白と黄色とが混じっていましたので、まだまだ昆虫たちを迎えている状態です。

 アザミに似ているのにアザミではないので「キツネアザミ」と名づけたのは、NHKの朝ドラ『らんまん』のモデルとなった牧野富太郎。ただし、キツネアザミに私たちを騙すつもりなど絶対にないと思います。

 【関連記事】水音轟く阿蔵を歩く①―増水した阿蔵(あくら)川
 【関連記事】水音轟く阿蔵を歩く②―路面を流れる水
 【関連記事】水音轟く阿蔵を歩く③―滝と雨樋(うひ)
 【関連記事】水音轟く阿蔵を歩く④―シロバナタツナミソウ
 【関連記事】水音轟く阿蔵を歩く⑤―サワガニとハンミョウ
 【関連記事】水音轟く阿蔵を歩く⑥―ウツギとヒメウラナミジャノメ
 【関連記事】水音轟く阿蔵を歩く⑦―シオヤトンボとヤエムグラ
 【関連記事】水音轟く阿蔵を歩く⑧―ヒメコウゾとヘビイチゴの実
 【関連記事】水音轟く阿蔵を歩く⑨―ヤマアイとハナイカダの実

 【関連記事】新緑の県立森林公園を歩く⑧―スイカズラ
 【関連記事】光いっぱいの光明山遺跡⑤―テイカカズラとスイカズラ
 【関連記事】遠州灘海岸の自然⑥―トベラとスイカズラ
 【関連記事】大井川の蓬莱橋を渡る⑨―スイカズラとテイカカズラ
 【関連記事】「緊急事態宣言」解除の秋葉山⑥―スイカズラと黒い蝶
 【関連記事】水窪の常光寺山に登る⑳―ピンク色のスイカズラ
 【関連記事】天竜川右岸河川敷の自然④―アサマイチモンジとスイカズラ
 【関連記事】初夏の鶴ヶ池をグルリ⑥―スイカズラとタブノキ
 【関連記事】初夏を感じに獅子ヶ鼻公園へ⑤―ガンピとスイカズラ

 【関連記事】新緑の阿蔵林道を歩く⑬―イノシシのぬた場とキツネアザミ
 【関連記事】新緑の小國神社境内地の自然④―ノアザミとキツネアザミ
 【関連記事】インスタ映えの秋葉山ハイキング㉒―キツネアザミで吸蜜するウスバシロチョウ
 【関連記事】光届く小國神社境内地の自然⑦―ノアザミとキツネアザミ
 【関連記事】夏日となった阿蔵(あくら)の自然③―キツネアザミ
 【関連記事】初夏を迎えた森町「町民の森」⑥―小さな小さなキツネアザミ
 【関連記事】綿毛舞う天竜川右岸河川敷②―キツネアザミとスジグロチョウ

関連記事