「兎」を探しに鳳来寺山へ⑧―鏡岩と鳳来寺山からの絶景
鳳来寺山が信仰の対象になったのは、おそらく鏡岩(屏風岩)と呼ばれる剥き出しの岩肌があったから。しかも、ただの剥き出しというだけではなく、鳳来寺山を形作っているガラス質火山岩の岩肌ですから、艶やかに太陽の光を跳ね返しています。
鏡岩はほぼ垂直にそそり立っていますので、太陽光の入射角度が低いほど、光り輝くということ、。私が出かけた12月23日は「冬至」の翌日でしたので、まさにピッタリのタイミングだったのです。
鳳来山東照宮で「兎」の彫刻を見つけ、光り輝く鏡岩を見ることができたのがご褒美なら、鳳来寺本堂前から見晴らした景色も、達成感を味わうに十分な絶景です。
・・・と言っても、見えるのは山ばかりでしたが・・・
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