令和4年11月、葦毛湿原を歩く⑪―ヌマダイコンとヒメジョオン
湿った場所を好むので「沼大根(ヌマダイコン)」。名前の由来は、葉がダイコンに似ているからとされていますが、ダイコンはアブラナ科、ヌマダイコンはキク科ですから、ダイコンに似ているとも思えません。しかも、湿地じゃなくても、普通に育っています。
ヒメジョオンを漢字で書くと「姫女菀」。いかにも日本原産?あるいは、中国原産?と思ってしまいがち。しかし、ヒメジョオンは北米原産の外来種。「葦毛湿原で咲いていた」と紹介するような植物ではなかったかも知れませんね。
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