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2017年07月12日

馬を繋ぐ草―コマツナギ

コマツナギ コマツナギの花が咲いています。遠目には萩のようですが、同じマメ科でもハギ属ではなくてコマツナギ属。コマツナギとは「駒繋ぎ」の意味ですが、名前の由来には、2つの説があります。

 先ずは、「馬を繋いでおけるほどに丈夫」の意味だという説。草むらや道端に生え、茎は見た目は華奢ですが強く、根もしっかりとしていますので、馬を繋ぐにはもってこいだという説。実際にやってみたところ、私の手でも引き千切れないほどではありません。

 そして、もう一つは「馬がこの草を好んで食べるので、馬を放しておいても移動しない」という説。これは、実際に食べてみるわけにはいきませんので、馬が美味しいと思うかどうかは分かりません。

 ただ、ここで言えるのは、かつては私たちの生活の近くで、馬が飼われていたという実感です。コマツナギの花言葉は「夢を叶える」。この草のノスタルジックな名前を、ぜひ覚えてあげてください!



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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 06:49│Comments(0)野の花・植物
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