› 自然と歴史の中を歩く! › 出かけよう!北遠へ › 野の花・植物 › 新・浜松の自然100選・天然記念物 › 梅雨晴れの枯山を歩く⑨―和紙の原料ガンピ

2017年06月30日

梅雨晴れの枯山を歩く⑨―和紙の原料ガンピ

ガンピ 古くから使われてきた和紙の代表的な原料と言えば、コウゾ(楮)、ミツマタ(三椏)、ガンピ(雁皮)。これらの表皮のすぐ内側にある軟らかいな靭皮(じんぴ)の繊維が原料として使われて来ました。

 コウゾやミツマタなどは北遠でも栽培されていましたので、今でもその名残を見かけることがあるのに対し、栽培が難しかったガンピは自生のものが使われたということで、出会う機会は滅多にありません。

 しかも、ガンピの自生地は東限が伊豆とされているのも、見かけることが少ない要因かも知れません。

 枯山では、そんなガンピが花をいっぱい咲かせていました。ガンピはジンチョウゲ科。先端が4裂した黄色い筒状の花は、花弁ではなく萼です。



同じカテゴリー(出かけよう!北遠へ)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
梅雨晴れの枯山を歩く⑨―和紙の原料ガンピ
    コメント(0)